2021年9月 月次祭講話 要約

講師:柴田正慶(5代会長)

只今は立教184年7月の月次祭を無事勤め終えさせて頂きました。どうも、ありがとうございました。

少々お時間を頂戴してお話しお取次ぎさせて頂きたいと思います。

どうぞ宜しくお願い致します。

 祭文でも読ませて頂きましたが、本年も大雨などの災害が日本全国各地で発生して、それにより多くの方が被災され、お出直しされた方も多くいらっしゃいます。総務省消防庁より報告されています災害を確認しますと、今年の現在までの災害は18件、大雪2件、大雨2件、台風3件、地震4件、火災3件、火山4件です。それによる死者は合計77名、行方不明2名、重傷88名、軽傷556名になります。

 天理教では災害に対して「災害救援ひのきしん隊」が結成されており、本年で50周年を迎えます。この災害救援ひのきしん隊結成50周年の記念大会が6月27日おぢばで開催されました。その際に真柱様よりお言葉を頂戴しておりますので、全文拝読させて頂きます。

(みちのとも立教184年9月号「災害のない世の中をご守護いただく推進力に」を拝読)

 真柱様のお話しにもあります通り、これら災害は親神様の立腹であると教えられています。親神様の思し召しに沿わない心遣いや、行いが災害となって現れてくると教えられています。やはり我々は「かりものかしものの理」を心に深く収めて、その喜びを「ひのきしん」を通して、感謝の気持ちを表し、日々お通りさせて頂かなくてはならないのだと思います。また、ほこりを積まぬよう、そして人にはほこりを積まさないように、お通り頂く事も大切かと思います。

 9月の人間いきいき通信の表紙に「良いときも悪いときも“おかげさまで”を口癖に」というお話があります。自分の思い通りにならないときも「おかげさまで大難になってもおかしくないところを小難にして頂いた」というように、「ありがたい」と思う気持ちが大切で、そのように受け止めれば“親神様の手引き”だと悟る事ができ、そこから大きく成長することができます。また、「ありがたい」という気持ちがあれば、自然とそれが言葉になって現れてきて、人を喜ばせる事が出来ると思います。

 日々暮らしていますと、自分の思い通りにならないときもありますが、「おかげさまで」や「ありがとう」などの感謝を表す言葉を口癖に、常に親神様の思し召しが何であるかを考えて、日々感謝を忘れずお通り頂ければと思います。

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相談者:教会長
メンタル心理カウンセラー資格受講修了 検定試験受験予定
上級心理カウンセラー資格 受講中

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